この上映会は、
文化庁の「コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の支援事業」
の助成を受けて行われます。
作品情報
ABOUT
メッセージ
昨年2月、突然日本を襲った新型コロナウィルスの感染拡大は長期にわたり、社会のあちらこちらに暗い影を投げ落とし、社会に内在していた数々の問題点は一気に顕在化して、社会的弱者を直撃しています。
そんな今、コロナ禍で疲弊した社会に、いささかでもの元気をお届けしようと、私たちはこの企画を計画しました。
皆様方のご来場を心よりお待ち申し上げます。
作品概要
伝説の時代の北京。戦いに敗れ、女奴隷のリューとともに放浪する老王ティムールは、息子の王子カラフと再会する。民に恐れられ、求婚者たちに解けない謎を仕掛けては次々と処刑する冷酷で美しいトゥーランドット姫に魅入られたカラフは、求婚者となって3つの謎を解く。狼狽する姫にカラフは「夜明けまでに自分の名を当てよ」と逆に謎を仕掛ける。姫は異国の王子の名前を調べるよう民に命じ、ティムールとリューが捕らえられる。密かにカラフを慕うリューは「自分だけが彼の名前を知っている」と言い、拷問にかけられるのだが…。
演出は映画「さらば、わが愛~覇王別姫」(1993 年)でカンヌ映画祭パルムドールを受賞し、「始皇帝暗殺」「北京バイオリン」など数々の名作で知られる、現代中国を代表する映画監督 陳凱歌(チェン・カイコー)。美術・衣装のチームと作り上げる絢爛豪華な舞台は必見。
トゥーランドット姫には、圧倒的な歌唱力と演技力で当代最高のドラマティック・ソプラノと絶賛されるマリア・グレギーナ。『誰も寝てはならぬ』を歌うカラフを演じるのは、世界中で活躍するイタリアの実力派テノール マルコ・ベルティ。リュー役のアレクシア・ヴォルガリドゥは、イタリアオペラを得意とし、新国立劇場での「蝶々夫人」の記憶も新しい。また2007年チャイコフスキー国際コンクール第一位、注目のバスバリトン アレクサンドル・ツィムバリュクがティムールを演じる。
そしてオーケストラピットでは、マエストロ ズービン・メータが指揮棒を振るう。
最高のキャスト・スタッフが結集した、21世紀のスタンダードとなる「トゥーランドット」の名演である
126分/カラー/スタンダード/イタリア語/日本語字幕/提供:ユニテル/配給:T&K テレフィルム
上映スケジュール
2021年12月9日(木曜)
①14:30 ②18:30
仙台銀行ホール イズミティ21
小ホール
仙台市泉区泉中央2-18-1
仙台市営地下鉄南北線・泉中央駅 北改札口から徒歩5分「北3出口」
バス停「地下鉄泉中央駅」より徒歩5分
トーク(1回目上映前のみ)
佐藤 淳一氏からのメッセージ
『20世紀の代表的ソプラノ歌手として一つの時代を築いたマリア・カラスのその素晴らしさ、そして、これも20世紀のヴェリズモオペラを代表する「トゥーランドット」の作品の素晴らしさをお話します。
それに加えて、このコロナ禍をチャンスと捉えて、今まで触れる機会の無かった映像を楽しんでいただくためのポイントもお話しします。』
佐藤 淳一氏 (さとう じゅんいち)
東京藝術大学声楽科卒業。同大学院独唱科修了。1990~1991年ミュンヘンに留学。1992年より仙台オペラ協会演奏部会員。現在、同会演奏部会員代表ならびに芸術監督。尚絅学院大学こども学類教授
ご入場の際はマスクの着用をお願い致します。
入り口での検温・手指消毒・ご記名など、新型コロナウイルス感染予防対策にご協力をお願いいたします。
チケット
前売り券
2,500円(一般・シニア・大学生)
当日券
一般・シニア 2800円
大学生 2600円
中高生 800円
(各回時間指定、自由席)
※未就学児は入場できません
※感染対策の一環で、お求めのチケット所定欄にお名前・ご住所・お電話番号をご記入いただき回収しております。ご了承願います。